風、強かったですよね。
あの風の強い日、ぼくちんは、不審な行動に出ました。
わが家は幹線道路から近い集合住宅のため、騒音対策「ダケ」はよくできていて、窓などの開口部をぴったりと閉めてしまうと、外部の音が、ほとんど聞こえません。
ご近所であった火事に気がつかなかった事もありましたし、休日出かけようとしたら、殺人事件があったとかで、自分が非常線の中にいた事もありました。
緊急自動車の音に気がつかない事も多いと言う事で、これって、良いの???っと言う疑問もあります。
でも、これらの音は人間に聞こえないだけで、犬には聞こえているのですよね。
怖い物無しのダダはぐっすり眠っていました。ドノは、寝ている私を起こし、寝室のドアをかりかりとしました。
ん〜〜〜・・、トイレ?っと言う事で、屋上に出るとひゅーひゅーと風が吹き荒れていました。この風の音の中、チーーーッとなさり、再度寝室に戻りました。
うとうとすると、またカリカリ。ドーちゃん、ねんねしなさい。...かりかり、ドーちゃん、オリコウさん、大丈夫よ、,、、かりかり、ドーちゃん、ハウスよ...かりかり・・・
ドノ、ハウス!
かりかりはおさまり、私は夢の中です。ぼくちん、不安だったのかな?でも、私は、眠くって...。
あとで聞くと、朝4時頃まで、突風がものすごかったそうです。
ぼくちんは聞こえるから怖いけど、母は、聞こえないから怖くありません。ダーちゃんは、,、、外部の環境に無関心、最強の怖い物無しです。