人気ブログランキング | 話題のタグを見る

dance with Dono

donodance.exblog.jp
ブログトップ
2011年 11月 07日

こうべのこんぺ

ドノスケを3発殴ってからリングに入りたい。

っと、公言してしまう程、ドノスケ君は興奮状態。早く体育館に行こうぜ、早くやろうぜ。いや、そういう状態の時は、あなたは集中しているよ言うより、中高生くらいの子達が仲間達とわいわい騒いで廻りの事が見えなくなって、大声で叫び回る、そんな状態。

正気に戻す必要有り。




それでも少しは持ち直し、なんとか少々落ち着いてきた所で順番が回ってきて、最初のポーズで待たせたらとりあえず待ったので、ちょっと油断しました。あれやこれや吠えまくりました。

いや、ダダとは違って、かけ声、お返事といった感じなのですが、途中、私はうるさい、と言いながらも最後まで。入賞に届かなかった。。。。そりゃ、あれだけ吠えたら、減点食らうでしょう。

次の日は、最初から彼の興奮について対処した、、、ので、とりあえず、落ち着いて見えた。

前日、衣装についての控えめな表現の「異論」がジャッジから出たので決心をして、この日は衣装を変更した。

何が起きたのか解らなかったが、初っ端、ドノがいるはずのない所にいて、私は本当に焦った。思わず、あ、もう一回やり直して、っと小さく声に出しながら音楽係の方へ手をあげそうになった。でも、もう一つの声が叫んだ、、、これはコンペ、あなたは初心者クラスに出ているのではない、自分の失敗は自分で受け止めろ。

(いまだに何がどうしてああなったのかが解らないので、DVDが出たら、ちゃんと検証したいと思っている、、、、っと、自分の演技を見たいと思う、この部分、結構新しい自分)

混乱の中なんとか修正しようと振付けをし直してコマンドをかけると、ドノは、、おそらく自分が間違った、あるいは、私が混乱している事を見て取ったのだろう。当惑した目で吠えながらスピン。時間が余るので、次は音楽待ちの為の「マテ」。

次のシークエンスでは、修正に修正を重ねてぼくちんが出来るようになったばかりのムーブ。しかし、互いの動揺からか、最初このシークエンスをやり出した時と全く同じ動きになり、ドノと私はお見合いした。

・・・

吠え続けるぼくちん。いや、あなたが言いたい事は解っている、、、私が動揺しているので、彼に有益な情報をきちんと与えていないから、自信を失っているぼくちんは吠える。

とりあえず、最後まで終わり、おしまいのポーズをとった時には、自分の失敗が可笑しく(だって、ドノスケ君の失敗って、つまりは初端のマテが出来ていなかったってこと、、、って、あまりに初歩の初歩。そしてそれについての私の動揺の大きさ。。。)、ゲラゲラと笑ってしまった。


この日を終えて、おそらくドノとフリースタイルの競技に参加するようになって、初めて、悔しいと思った。

5月から、何回か発表してきたこのルーティンは、当初はとっても単純な物だった。ファンマッチやデモに参加し演技を重ねるうちに、何とも物足りなさを自分で感じていて、もうそろそろ、これを卒業しようかとも思っていた。そんななか、ある、ていねいなコメントをいただき、その意味を自分に問う。そこから変更を重ねてきた物だった。そして、最後の衣装の変更。

だから悔しい。

このドノとのキャバレーを完成した形を、自分が納得できる形で演技したい、そう思った。

by saika_divo | 2011-11-07 11:37 | sweet heart


<< みりょくはくりょく      ほんとうにほんとうに >>