ハーディングトレーニング。
犬を追う時、ドノは、走る犬の後ろを追わず、先回りして行き先を遮る方向で動いている。また、追い掛ける犬が飼い主とボール投げをしている場合は、止まっている犬を、その飼い主とはさむような方向から忍び寄る動きをする。
初めて柵の中に入ったドノの羊に対する行動は、最初は、非常に興奮してつかみかかるような行動を繰返した。
ロングリードによって、彼の動きを制御する事により(トレーナーが)、ある一定の距離を見つけだすようにしむけた。
また、熟練犬が、一緒に追う事により、ドノに、行動を教える。私は、突っ立っているだけ。興奮しきっているドノの舌がでている。
柵の外では、この熟練犬W君に対し悪ガキらしく言い掛かりをつけたそうな顔をしていたドノが、柵の中では、自分も戦力であるかのような顔で一緒に作業する。写真からも、2頭の犬の行動の抑制の違いよく解る。
W君の動きに止まる羊。ドノも止まる。あたかも自分が止めたかのような顔をしている。私はかやの外。
このW君、柵の外では、甘えんぼ君でした。