ぼくとネーちゃんが寝ていると、屋上に上がる階段から「アウッ」って声が聞こえたです。母ねぇ、膝が良くなったからって、ナマイキニ駆け上ったらしいです。そしたら、ちょっとつまずいて、体重全部悪い膝にかかっていたかったそーです。
っでね、ははは(ハハハじゃないよ、母は、だよ)セーケーゲカにいったですよ。
レントゲン撮って、それを見ながらお話ししたそーです。
「カレイによるものだと思いますけど、ちょっとO脚になってきていますよね。」
「あの、せんせー、それ生まれつきだと思うのですけど・・。」
「とりあえず、膝の半月板は、30すぎたらちょっとずつ削られていくもんで、良くなることはないですから。」
「あの、悪くなる速度を遅れさせるには、どーしたら良いのですか?」
「使わないことです(きっぱり)。使わない。それで、筋肉をつける。(母の不信げな目つき)水泳なんかでね。それと、体重管理。」
「まあ、注射しても良いですけど。野球選手だって、いきなり手術するわけじゃなく、まず、注射で様子を見ますからね。」
「えっ・・・その注射って、、死ぬほどいたいんじゃないんですか?」
「あのねえ、ボクはねぇ、今日朝からもう10数人に注射しましたけどね、誰も死ぬほどいたいって言わなかったですよ。」
「整体とか、ストレッチとか、やるのはどーでしょう?」
「整体と僕らとは、基本的に相容れないんです(これ又、きっぱり)。」
「あの、ストレッチなんですけど、、、、」
「やりたいんでしょ?やりたいんでしょ?いーですよ、やっても。なにいったってやりたいんでしょうから。でも、いたいことはしないでね。」
母は、このせんせー、ケッコー気に入ったそーです。母って、変わった趣味だと、ボクは思います。
DONO