人気ブログランキング | 話題のタグを見る

dance with Dono

donodance.exblog.jp
ブログトップ
2015年 07月 15日

一緒に終える

数ヶ月前、ボーダーコリーのAちゃんは、縁あってご近所の犬になったのだけど、その時は、もう仔犬期を過ぎていた。

飼主となったMさんは、初めてのボーダーコリーに戸惑いながら、目下、Aちゃんと一緒にお勉強中。
一緒に終える_f0146384_11544879.jpg
写真は2009年のダダ,、,、ってことは、このとき彼女はもう既に11歳だったのね。



Aちゃんは若いボーダーコリーらしく、賢く、よく動く。

とりあえずの課題は、何かに集中している時の呼び戻し。他の犬のボール投げに参加しようと目を付けると、たとえ帰ってきたとしても、目はそこに吸い寄せられて、飼主は眼中に無い。

正しいボーダーコリーと言うべきかもなのだけど、だからといって、それでは飼主は困る。

一つは、呼び戻しの完了を、犬の身体にさわるところまで/首輪、あるいはハーネスを飼主がつかむところまで、とすることを目標にすると良い。

そして、もう一つ大切なのは、何かに目を付け動き出したボーダーコリーは、いわば、本能的な行動に出ていると解釈した方が良い。くだけた言い方をすれば、お仕事モードに入っている。

このお仕事モードという言い方には、色々な意見があると思うのだが、それはまた別のところでの議論とするとして、

お仕事モードに入ったボーダーコリーを、そこから引きはがすのは容易なことではない。

そんなボーダーコリーの関しては、私の提案は 「一緒にお仕事モードのはいること」 だ。

引きはがそう等とは思わず、彼/彼女のお仕事に一緒に参加し、そこに飼主/ハンドラーの意志を乗せ、一緒に楽しむ。

ボーダーコリーは、人と一緒にお仕事ができる犬だ。お仕事のルールは、飼主が決めるので、基本は問題ない。一緒に仕事をする。一緒に仕事を終える。そして互いに「よくやった」と讃えあう。

それを目標にしてトレーニングすると、きっと楽しいと思う。

by saika_divo | 2015-07-15 11:54 | border collie


<< ダダ      原点 >>