チビくんに、両腕跳びを教えることにした。
この動きを初めて見たのはおそらく1996年、サンドラデービスさんがペッパーとの最初のルーティンの中に入っていた。
早速ディヴォと練習し、彼の大好きな動きになったが、彼は腕の先手のあたりを飛ぶのではなく、頭すれすれを飛ぶので、ぶつかりそうで怖かった。
ドノには、足腰に負担の大きな動きはほとんど教えなかったのだが、チビくんには教えてみよう。
っということで、何をどう教えるかについて、考えることにした。
ディヴォはもともとアジリティをやっていたので、何かを飛ぶことを教える必要はなかったが、チビ吉くんには、それを教えていないので、そこから始める。
まず、飛ぶという行動、それを人の身体の一部を跳ぶという形で教える。
そして、人の周りを回りながら跳ぶことを繰り返す。
まず、差し出した脚を跳ぶ/またぐところから始め、足から腕へ変換、そこから高さを出す。
後ろから跳ぶと前から跳ぶの両方を教える。
回りながらのところは、もちろん時計回り、反時計回り。
高さが出たら、それを、再度、脚を跳ぶことへ変換、そこから、倒した身体を跳ぶところまで持っていきたい。